市長就任から8年が経ちました。誰もが安心して、喜びを持って住み続けられるつくばになることを目指し、それまでの弱者への配慮に欠けていた市政を転換させていくとともに、つくばの潜在的な力を具体的な形にしていくことに注力してきました。
市民のみなさんとともに取り組みを進め、大きな変化を生み出すことができました。1期目の公約で82項目を掲げた時は「そんなたくさん実現できるわけがない」という声もありました。でも、1期目を終える時は90.4%の進捗率となりました。2期目は135項目と大幅に増やしながら、現在86.1%の進捗まで至りました。
公約実現までの行程表を掲げ、その進捗を毎年公表し、実現につなげるスタイルは全国的にも珍しく、日本の政治における最も大きな賞であるマニフェスト大賞も2回優秀賞を受賞しました。
もう、政治家が耳あたりの良い口約束をする時代は終わりました。市民の困りごとを解決するために、抽象的な言葉ではなく、具体的な政策を掲げる。市役所ですべてを行うことはできなくとも、市民とともに動くことで実現する。
その結果が、今のつくば市の変化です。隣のページでは具体的な数字で示されています。でも、数字と同じくらい大切なのは、市民のみなさん一人ひとりの気持ちです。「これまで苦しかったけれどもあなたが市長になって、寄り添うまちになってくれた」「希望を持って生きていけるようになった」というお声も、「つくばがようやく本来の可能性を発揮できるようになって誇らしい」というお声も、両方いただくようになりました。
今、つくばを後戻りさせることはできません。再び、弱者が置いていかれ、抽象的な言葉だけが踊る政治に戻ってはいけません。市政に必要なことは、市民を守り、まちを持続的に発展させる具体策です。つくばのこれからの4年間、そしてさらにその先を見つめる具体策をお読みください。これは私だけのマニフェストではなく、あなたと私との約束です。
つくばをともに創っていきましょう。
profile略歴
略歴
- 1978
- つくば市(当時の桜村)生まれ。
- 2002
- 並木小、並木中、土浦第一高を経て、筑波大学国際総合学類卒業
- 2003
- ロンドン大学 UCL 公共政策研究所 修士課程修了 研究助手兼務
- 2004
- つくば市議選 最年少、最多得票で当選
- 2007
- 筑波大学大学院 人文社会科学研究科修了 博士(国際政治経済学)
- 2008
- いがらしコーチングオフィス設立、(株)コーチ・エィ勤務
- 2008
- つくば市議選で2期連続最多得票で当選
- 2010
- NPO法人つくばアグリチャレンジ設立、障害のあるスタッフが働く農場「ごきげんファーム」を経営(現在は代表退任)
- 2012
- つくば市議を辞職しつくば市長選挙出馬、次点
- 2016
- つくば市長(1期目)
- 2020
- つくば市長(2期目)
受賞
- 2006
- 第1回マニフェスト大賞 最優秀成果賞ノミネート
- 2017
- 政治家の優れた取り組みを表彰するマニフェスト大賞で公約のロードマップが評価され首長部門で優秀賞受賞
- 2019
- 日本の政官財等のリーダーが集まるG1の「新世代リーダー・アワード」で、その年に日本で最も活躍した若手政治家に贈られる政治部門受賞
- 2020
- 公約の実現が評価されて、第15回マニフェスト大賞首長部門優秀賞受賞
- 2023
- OECD(経済協力開発機構)チャンピオンメイヤーに選出
- 2023
- ベスト・ファーザー イエローリボン賞受賞
国際プログラム招聘・登壇
- 2007
- 米国ACYPL主催 第20回日米青年政治指導者交流プログラム」訪米団日本代表
- 2007
- ベルリン日独センター主催 「第2回日独ヤングリーダーズフォーラム」日本側代表
- 2010
- 米国政府東西センター主催「第20回新世代セミナー」日本代表
- 2010
- マレーシア政府等主催「MyTriz」国際会議 日本代表
- 2018
- 全アフリカ市サミットに招待され、日本の市長として唯一の登壇
- 2019
- 世界のリーダーが集う世界経済フォーラム主催のサマーダボスに招待され、日本の市長で唯一パネリストとして登壇、つくばを世界に発信
- 2023
- ルクセンブルク最大のスマートシティイベント、ICTスプリングで講演・パネル登壇
- 2023
- スペイン・バルセロナで開催される世界最大級のICTイベント スマートシティエキスポで講演・パネル登壇
家族
妻・三男一女。
平日はこどもたちの食事を全部つくってます
趣味
サッカー(中学時代に全国大会ベスト8)
少林寺拳法(大学時代に全日本2位)
キャンプ(なかなか行けない)