全国を飛び回る鍛冶職人の仕事の価値

相田さん

ごきげんファームに、同じ経営の勉強会で学んでいる相田さんがいらしてくださりました。相田さんは、新潟は三条で三代続く鍛冶屋さんの職人さんであり経営者です。今や数少なくなった日本製の農具は全国で厚い支持を受けていて、各地の農家を飛び回られています。
 
 何がすごいかって、そうやって農家を周る中で、「こういう作業が大変なのでこういう道具が欲しい」ということを現場で聞いたら、すぐにそれに合わせて道具を作ってしまうところ。その数なんと数千種類に及ぶそうです。手間から考えたら同じものを同じように作っている方が楽なのは間違いありませんが、少しでも農家の役に立つ道具を作るという信念で経営をされています。ありがたいことに、その貴重な道具までいただいてしまいました。
 
 今後、障害を持つスタッフの特性に合わせた農具も一緒に考えていきたいというありがたいお話をいただきました。障害を持つ人が農業をするという選択を当たり前にしていくため、色々なお力をお借りしていきます。

 余談ですが、ごきげんガーデンの農具の管理方法は「おお、この形が一番いいんですよね」とお褒めの言葉をいただいちゃいました。さすがだ、ガーデンマイスター戸田。