フルマラソン初挑戦、撃沈しつつまちづくりについて思うこと。

完走証

走ってきました、つくばマラソン。初めてのフルマラソンです。2週間前に走ったハーフマラソンのタイムから4時間20分を目標にしていたのですが、いやはや甘かった。1時間オーバーの5時間19分でゴールでした。足が攣りつづけて大変でしたがゴール付近で待ってる家族がいるので棄権だけはあり得ないという思いで走りました。30キロくらいで攣るのは治まって、あとは痛みだけだったので何とか走り切りました。やっぱり月間50キロ程度と、走る距離が圧倒的に足りなかったことを反省。

そうは言いながら、職業病というか、走りながらマラソン大会のまちづくりでの意味を色々と考えてました(足の痛みを紛らすためにもですが)。

多くの地域のボランティアの方が給水からコース管理から記録証発行から関わっていることを参加者として感じると本当にありがたいことです。給水所では、あ、有名なお汁粉の提供はカスミなんだ、とか、セキショウや筑波銀行の給水所はさすが充実しているな、とか、完走証発行は常陽銀行のみなさんなんだなあ、とか、おみやげのランドリーバッグはライトオンでやっぱりおしゃれだな、とか、地元企業のありがたみを感じました。

都市マラソンの代表の東京マラソンの経済効果は270億円とも言われています。それに対してつくばマラソンの試算は見つからなかったのですが、同規模の他地域の大会を調べると6億円から10億円くらいはありそうです。

つくばではどういう形で地域にお金が回っているかなあ、というところを見ながら終了後に足をひきずって歩いているとランナーのみなさんがつくば駅行きと研究学園行きの
バスに長蛇の列を作っていました。このみなさんの何割かでもつくばで食事をしてくれたり、場合によっては泊まって1日観光でもしてくれたりするとまた違うだろうと思います。

つくばマラソンはコースが平らで高記録を狙えるコースとして知られているので観光客というよりはレースモードで臨む人が多いことは確かでしょう。ただ、筑波大学の専門の先生のお話ではスタート方法によっては参加者数はまだまだ増やすことも可能だそうですのでそのことによるプラスの効果は多方面に考えられると思います。スポーツと観光とまちづくりのつながりについても、政治活動についても事業についても色々と考えるところの多いフルマラソン初挑戦でした。

ということで、足はガクガクですが、仕事もマラソンもますますやる気が出てきました。
次は来年1月の勝田マラソンを走ります!