「筑波山の太陽光発電の計画地を見て回る会」を開催しました。5,6人くらいかなと思っていたら、20人近くの参加者でびっくり。この問題の関心の高さを示してます。
地元の渡辺区長さん、神谷大蔵市議のご案内で現地を見て回りました。どこも土砂災害の警戒区域内か、その隣接地。さらに下に集落があるので災害時は深刻な被害が心配されます。
とりわけ写真の、梅林駐車場前は問題点だらけ。国定公園内の指定地域なので木の伐採をするのにも本当は県知事の許可が必要なのに、無許可で伐採をしてしまいました。つまり、違法行為。県からは控えめな注意だったようですが、これは大問題です。
筑波山に向かうためには必ず通り、土日祝日には大渋滞もする場所ですが、すでに雨の時には道路まで土砂や石が流れこんでしまっているそうです。もしこの道路が塞がって使えなくなれば、観光への打撃も大きいし、生活をしている人にとっても生命線が奪われるようなものです。
さらに懸念されるのは、現在表面化している4つの計画はおそらくほんの一部だということです。売電の権利が設定されている土地は筑波山だけで他にも10箇所以上はあるんじゃないかと、事情に詳しい方がお話をしていました。
今回の4つの計画を建設的な形で中止できることを目指しながら、どれだけの問題提起ができて、どれだけ署名活動が広がるか等で今後の筑波山の形がかなり変わると思います。あらためて署名のお願い等はシェアしますので、どうぞよろしくお願いします。