初めてトヨタカップを国立で観たのは確か小学校2年生の時、歴史的な大雪の一戦でした。あまりの寒さに帰宅後熱を出してしまいましたが、ヨーロッパ代表VS南米代表という、世界で最高峰の試合を日本で観られる貴重な機会でした。その後オランダトリオのACミランや、ジダンのユベントスといった、「ダイヤモンドサッカー」の画面でしか観たこと無い世界が広がる特別な場所でした。クラブワールドカップと名前を変えても、ジャパンマネーにまかせて大会を主催してると言われても、その魅力は特別でした。
だから、後半からしか観られませんでしたが我らがアントラーズがレアルと決勝を戦うというのはこみ上げるものがありました。「観る」ものだった大会が「応援する」大会になるとは。延長こそ地力差が出たものの同点で90分。ジーコがJリーグ開始前に来日して、開幕前はリーグのお荷物と言われたアントラーズを引っ張り日本のサッカー界にまいてくれた種が20年経って見事に実を結びました。好ゲームで終わらせてはいけない、という声もわかりますが、それでもやっぱりすごいことであることは変わらない。優勝の楽しみが残ったとしましょう。
久しぶりにボールが蹴りたくなった。。たまっていた決裁の判子を30個くらい押してちょっとスッキリ移動してます。