3月31日 、平成28年度の退職者69名に辞令を交付しました。定年退職される皆さんが入庁したのは昭和50年代前半、筑波研究学園都市の発展をみながら業務に励まれ“世界のつくば”と言われるまで、つくば市の発展に寄与してきました。
つくば科学万博開催、町村合併によるつくば市誕生、つくばエクスプレスの開業、そして東日本大震災や大竜巻の災害対応など、まさに激動の中で公務に従事する姿があったからこそ、今のつくば市があります。
退職者を代表して飯泉総務部長が挨拶をしましたが、公務員生活を振り返り、万感の思いをもって述べられ感動をしました。とりわけ東日本大震災の避難されている方の状況について憂慮を示し「避難者の皆様がその原因を作ったわけでは全くない。これほどの世の中の矛盾を感じる出来事も少ない。今後何をすべきかを考え実行していく必要がある」と話されたくだりは、まさに市民に寄り添う姿勢でいたからこその言葉だと思います。大変な情熱を以て職務に当たられてきたみなさまに心から感謝をしています。
一区切りですが、ほとんどの方が再任用を希望してくれましたし、そうでない方もこれからも地域のリーダーなどご活躍をお祈りします。