SDGsなんじゃそれ?と思いますので、ちょっと説明します。これからつくば市政でも重要なものとして取り組んでいきますので長いのですがどうかお読みください。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。2015年に国連サミットで採択されて、2030年までの世界の目標を示してます。
で、「誰も置き去りにしない」ということをメッセージに掲げて、①貧困をなくす、②飢餓をなくす、③すべての人に健康と福祉を、・・・というような形で全部で17のゴールが掲げられています。これはSDGsが出た頃に出した私の本で書いた内容とかなり重なりがあって、考えとも近いのでフォローしてました。で、つくば市もこのSDGsの考え方を行政に採り入れて、今つくば市が行っている、あるいは行おうとしている政策をこの17のゴール(さらに細分化された169のターゲット)にひも付けて、「この政策は持続可能な社会につながるか?」ということを意識していきたいと思います。
なぜこういうのが大切かというと、これまでのように思いつきでデタラメな計画をしたり、弱者を無視して派手なことばかり続けるわけにはいかないんですね。世界的な基準を元に政策を進めることで市政をあるべき形にしていくことが一つ。もう一つは、逆につくばが自治体経営に入れることで、つくばの取り組みを他のまちに展開しやすくする、という思いがあります。言ってみれば、今までなかった世界共通の物差しのようなものです。
日本政府も最近注目を初めていますが、まだ取り組んでいる自治体は多くありません。2月19日のフォーラムでは、市民と一緒になって進めていくための第一歩にしたいと思っていて持続可能都市としてのヴィジョンなどを示したいと準備しています。ぜひご参加ください。
リンク先から申し込みください。登録フォームあります。
http://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/event/1004015.html