政治家といえば盆踊り。
盆踊りといえば政治家。
というようなイメージがあったりするようですが(ない?)
実は私はいわゆる旧集落の盆踊りは初めての参加でした。
政治家は盆踊り会場まわるより政策考えたり、事業を進めることのほうが
大切だろうと考えていたわけです。
それはまあ、生意気だったわけです。
選挙に負けて地域をまわって
そういう中から「今度盆踊りあるから来いよ」とお声掛けをいただき
行ってきました。
今までほとんど足を踏み入れたことがない
歴史ある集落の、ずっと続くお祭りだそうです。
なんたってテーマはRespect our neighbors ですから
よろこんでお邪魔してきました。
写真は開始前ですが、この後かなりの人出になりました。
で、元々踊りは好きなのでひたすら踊ってました。
多分2時間くらい、ほんとに踊ってばかり笑。
もちろん場はわきまえて、こちらから選挙の話はしないのですが
たくさんの方が話しかけてくださります。
おばあちゃんから「入れたんだけどなあ、なんで落ちちまったんだかなあ」とか
若いお母さんから「どこかで見たんだけどどちらさんでしたっけ?ああ、応援してたんですよ〜」とか
年配の踊り子さんから「おめえ踊りの筋いいから弟子にしてやる」とか。
で、地域の歴史だったり、お祭りができた経緯であったりに加えて
最近起きていることだったり地域の課題を伺う。
最初から最後まで居たのですが
今までの活動とはまた違う感覚がありました。
通常ですとこういうのも
1件行って顔出してお酒ついでは、また次の場所へ、
というのが定番なのでしょうが
最初から最後まで居ることでのみ共有できるものもあると感じます。
多くのみなさんから「来年も来いよ」と声を掛けてもらいました。
最後に話しかけてくださった都市的雰囲気の若いお母さんは
他県からこの集落に随分前にお嫁に来たけど
今まではなんとなく出られなかったそうです。
今年初めて出てみて、みんなで一緒に踊ってみて
地域のお祭の意味と味わいを感じたそうです。
選挙前の私と同じような距離感だったのかな、と勝手に想像したりして。
古くて新しいテーマである新旧つくばの壁を、
そんなものの存在を忘れさせるくらい
いとも簡単に超えていかせてくれる踊りの魅力を感じつつ
地域のお祭にお声掛けいただけるようになったのも
少しは成長したからなのかな、なんてちょっと思いつつ
送り火を焚いた今年のお盆でした。