つくスタ縁日の遠足に参加。筑波科学万博30周年、つくばと科学技術の関係を改めて考えるタイミング。

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先日開催されたつくスタ縁日「つくばの秋を楽しむ遠足」に上のこども二人と参加してきました。筑波科学万博から30周年の今年、万博の跡地を歩いていって当時に思いを馳せつつクイズの答えを探しつつ、目的地のBBQ会場ではつくばの食材を味わい、お面作りのワークショップがあったりという素敵過ぎる企画です。

 なんといってもシビレルのは、渡された地図に現在の様子と、万博当時のパビリオン等の配置が書かれていること。ジャンボトロンはここだったのか、とか、芙蓉ロボットシアターはあっちか、なんてやってるだけでもう盛り上がっちゃいます。

 万博当時、私は小学1年生でした。学校の遠足でも行ったし、家族とも何度も行きました。科学技術が夢の様な未来をもたらしてくれることをこども心に強く感じたことを思い出します。自分のこどもたちに当時の万博の話を伝えながら、先人たちはどんな思いで今のつくばを見ているかなということも考えました。バブルはとうの昔に崩壊し、原発事故で科学技術の無謬性も揺らいでいる2015年。それでもやはりつくばを他のまちと圧倒的に差別化しているのは科学技術です。科学の未来をどう拓いていくのか、まちづくりの中にどう位置づけていくのか。表面的で一時的な活動ではなく、もう一度本質から考え直すタイミングが来ていると感じます。

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 お面(我ながらいい出来!)と一緒に写っているのはつくスタ縁日の実行委員長の佐山さん。まさにつくばのまちづくりの当事者として活動されてきた第一人者のお一人です。こういう方に色々なことを教わりながら前に進んでいきます。つくばの魅力を各地感じるつくスタ縁日、詳細はこちらから。http://www.tsukuen.net/ ごきげんファームの収穫祭も参加しています。