横浜にあるUR(都市再生機構)本社を訪問し、URがつくば市竹園に所有しているビルと土地の売却について要望を出してきました。大清水公園の向かい側にある特徴的な建築のつくばのランドマークの一つであり、歩道から10メートルのセットバックなどと合わせてつくばの都市景観を形作っています。売却によってここにまた巨大なマンションとなればその景観はかなり変わってしまいます。できればこの建物をそのまま使って欲しいということ、それが難しくとも商業・業務系を希望し、とりわけ土浦学園線側に立体駐車場が配置されることのないこと等を要請しました。
(要望全文はこちら→ https://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/020/669/No242.pdf )
URはつくばの秩序あるまちづくりを進めてきてくれた最大の功労者といっても過言ではありません。「つくばのまちづくりに関わってきた自負はある」とのお言葉もいただきましたので、今後いい方向に進んでいけばと思いますし、市としてもできるかぎりの対応をしたいと思います。
記者会見では「市が購入すべきでは?」との質問も複数出ました。今後数十年のまちの顔を形作っていく場所ですのでその意図もわかりますが、目的を明確にしないまま市民や議会との十分な議論なく税金を投入(10数億円)することは難しいと考えています。中心市街地はこれから様々な動きが出てくると思います。本来はもっと早く準備をしてて置くべきところでしたが、事業者・地権者と協議をしながら急ぎ対策を進めていきます。