農水省で開催された『農福マルシェ』のキックオフに農場長とファームスタッフと一緒に行ってきました。
農林水産省と厚生労働省が縦割りをなくし、障害のある人が農業をするという形を当たり前のものにしていくということ。林農水大臣と塩崎厚労大臣が揃い踏みになるのは初めてのことらしく、副大臣・政務官もずらっと並ぶという気合の入り方です。林大臣は視察に来てくださって以来、本当に様々に気に掛けてくださっています。
今回はきっかけですから、これからどこまで持続可能な形で取り組みが進められるかが大切です。政治家や役所のみなさんが張り切ってくれても、現場で動く人が増えなければどうにもなりません。ごきげんファームも少しでも役割を果たしていきたいと思います。
農福マルシェ。農水大臣と厚労大臣揃い踏みの意味。
ツール・ド・つくば、無事終了!
つくば青年会議所主催のツールドつくば2015、無事に終了しました。細かい反省を挙げればたくさんありますが、大きな事故はなく閉会式に体育館が埋まるくらい選手と応援のみなさんが出席してくれて会場責任者としてほっと一息。
前日は降水確率100%という滅多に出ない数字だったのですが、片付け終了までお天道様も助けてくれました。委員長が晴れ男ということなんでしょうが、私もこれまでの晴れ男人生、だいじなときに雨が降ったのは市長選挙投票日のドシャ降りのみです。あのときは「天もまだ早いって言ってるってことだよなあ」と人生の先輩が話してくださりましたが、ほんとにその通りだった。
みんな日中仕事をしながらなので、準備は早朝から深夜といった時間帯でした。担当の委員会メンバーじゃないのに夜中の寒い筑波山頂で多くのみなさんが悪態つきながら手伝ってくれたことがうれしかった。私も大きいものから小さいものもで色んなイベントを見てますが、この規模のレースを地域のみなさまの力を借りながら回してしまう青年会議所はすごいなと。
ということで、最後の片付けではさすがに眠気に襲われ運転中何度か筑波山の崖と一体化しそうになりましたが、昨日はゆっくり眠れました。次の大きな仕事に向けてまた切り替えてがんばっていきます。ご協力くださったすべての関係者のみなさま、ありがとうございました!
PTAの要望書について、常陽新聞の2つの記事
常陽新聞6月8日付の2つの記事。
記事を合わせて読むと、市が運動公園推進の大きな根拠にしている「PTAからの要望」というのが少なくともこの4年間はなかったということがよくわかります。
竹園東小での懇談会のやりとりはさらっと書かれているものの、市P連会長か、市長か、インタビューを受けている会長かがまったく事実と違うことを言っていることになります。今後明らかにされることでしょう。
それ以前の要望についてもそもそも、PTAの要望は公認の陸上競技場がベースです。住民投票の会も陸上競技場の必要性は認めているわけですし、なんでそれがあんな巨大公園になっちゃったんだろうとあらためて思います。障害者スポーツの部分含めて、今回の計画の粗さを浮き彫りにする記事ですね。
[運動公園計画 この人に聞く]昨年度中学校PTA会長 山本直孝さん(41)要望書「寝耳に水」
http://joyonews.jp/smart/?p=6514
竹園東小の懇談会についての記事
http://joyonews.jp/smart/?p=6522
注目 明日31日(日)13時〜東京マガジン!
TBS『噂の東京マガジン 』で、つくば市の総合運動公園が取り上げられます。前回から間を置かずに第二弾というのは、それだけ放送で反響があったということで、日本中で問題を探している番組からしても近年まれに見るトンデモ事業ということでしょう。恥ずかしいですが、ちゃんと問題意識を持っている市民がたくさんいるということが伝わればいいなと思います。ぜひご覧ください!
何が起きてる?運動公園の懇談会
つくば市内各地で総合運動公園に関する懇談会が始まっています。私も会場にいた1回目の筑波小では「ハコモノで子どもたちに夢を与えるなんてできない。子どもに夢を与えるのは地域の大人の役割だ」といった発言が出てシビレたし、いい意見交換の場になってるなと思いましたが、その後はどうも様子がちがうようです。
懇談会は、市側と住民投票の会がそれぞれの考えを説明したあと、会場から挙手した方を司会の市役所職員の方が指名する形での意見交換というスタイルです。
第1回目の懇談会の際は、意見交換タイムで指名された方の意見は賛否が半々くらいでしたが、2回目以降は、指名されて発言した方は圧倒的に推進の声が多く、推進の意見が出る度にワーッと盛大な拍手が起きているようです。近くの地区で前日は賛否が同数だったのが、翌日急に賛成9割になるというのは何が起こったのか皆目検討つきません。
ということで、何が起きているのか具体的な事情をご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。あ、コメントだと差し支えある方もいらっしゃると思うのでメッセージでお願いします。
住民投票の会ホームページ:懇談会の日程等載ってます
→ http://www.tsukuba.link/archives/284.html
つくば市が305億円掛けて計画している総合運動公園建設の是非について、住民投票の実施が決まりました!
今回も議会は割れました。市長が意見書で出した「賛成・反対ではわかりにくいから見直しを入れた3択にすべき」という案に賛成した議員が13人、「あくまでも現計画に対しての賛否を問うものだから2択にすべき」という案に賛成した議員が13人。
で、賛否が同数だったのでどうなったかというと、最後は塩田議長による議長裁決で2択案に決まりました。3月の議会で予算凍結を求めた議員は全員が2択を選び、運動公園を作るべきとした議員はほぼ3択を選びました。
少し解説をすると、「見直し」という選択肢では、白紙撤回なのか、大幅な規模縮小なのか、場所を変えるのか、それともほんのちょっとだけ変更することなのか、市民が何を望んでいるかわかりません。「見直し」が多くの票を集めて、たとえば「はい、住民投票の結果を受けてキャンプ施設は作るのやめました。あとは場所も規模も変えずオリンピックに向けてガンガン作ります。みなさんの声を聴いて見直しましたよ」なんて展開になっては仕方ありませんね。
住民投票を進めている市民の会では、運動公園の整備自体に反対をしているわけではありません。「305億円の税金を使って、アクセスの悪い場所に目的も不明確に進められている現在の計画」について問題視し署名活動を進め11000筆以上の署名が集まったのですから、現計画への賛成か反対かという2択に決定したのは妥当なことでしょう。
住民投票は7月半ばから8月上旬には行われる予定です。高度成長期から変わらない発想でハコモノ政治を続けるのか、未来への責任ある政治をするのか、つくば市の未来を左右するといっても決して大げさではない住民投票です。学べるニュースでも今後もお伝えしていきます!
—–
「見直し」を入れた3択案に賛成した議員(1名を除き3月議会でも建設推進に賛成):
古山和一 つくば市民政策研究会
須藤光明 つくば市民政策研究会
柳沢逸夫 つくば市民政策研究会
高野進 つくば市民政策研究会
松岡嘉一 つくば市民政策研究会
飯岡宏之 統一会派 つくば政清会・民主党の会
塚本洋二 統一会派 つくば政清会・民主党の会
大久保勝弘 統一会派 つくば政清会・民主党の会
木村清隆 統一会派 つくば政清会・民主党の会
小野泰宏 公明党
山本美和 公明党
浜中勝美 公明党
鈴木富士雄 筑峰クラブ
「賛成・反対」の2択案に賛成した議員(3月議会で全員が予算凍結を求めた):
五頭泰誠 つくば自由民主党・つくば維新の会
久保谷孝夫 つくば自由民主党・つくば維新の会
神谷大蔵 つくば自由民主党・つくば維新の会
小久保貴史 つくば自由民主党・つくば維新の会
黒田健祐 つくば自由民主党・つくば維新の会
滝口隆一 日本共産党
田中サトエ 日本共産党
橋本佳子 日本共産党
北口ひとみ つくば・市民ネットワーク
宇野信子 つくば・市民ネットワーク
皆川幸枝 つくば・市民ネットワーク
金子和雄 新社会党
木村修寿 統一会派 つくば政清会・民主党の会