ベルリン、バカの壁の向こう側とこちら側。

ベルリンの壁

ロンドンから会議があるベルリンへ。17キロラン。
 私が一番最初に政治に関心を持ったのは小学校のときに起きた東ヨーロッパの社会主義国家の民主化でした。もちろん細かいことなんか理解してなかったのですが、とりわけルーマニアで民主化運動が進む過程が日々報道されていて、テレビから自由を求めるエネルギーの高まりを感じ毎日ニュースを観ていました。
 その象徴だったベルリンの壁が崩壊したのは小学5年生の時。そこからソ連の崩壊まではあっという間でした。越えようとして多くの命が失われたリアルな「バカの壁」の向こう側とこちら側。