日独ヤングリーダーズフォーラムで会うメンバーたちは、大統領の報道官になってたり、大学教授になってたり、もちろん企業でも重要な立場になってたりと、みんながんばってました。
で、会議中に限らず休憩中や食事中に色々な話をするんですが、仕事中毒だった状態から、家族や子どもと過ごす時間をとにかく大切にすることを選ぶようになったと話してる男性陣が多くいました。きっかけはそれぞれ違うのですが、収入が減ったとしても働く時間を短くしたり、キャリアの選択をする際に家族を軸に入れたり。
「120%の力でキャリアの追求をしないのはいいのかとちょっと不安だったけど、今は世界が変わって見える」とドイツのリーダーたちが言っている姿は印象的でした。人生は仕事のためにあるわけじゃないし、家族と過ごして人間性を取り戻すことがキャリアにも確実にプラスになる時代が来るのでしょうね。例えば環境問題初期はそんなの不経済だという風潮があったけど、環境にやさしいことは今は常識でありファッショナブルになってるように、家族と過ごすことへの評価も変わるのだと思います。思ったより早く。