2016年に市長に就任して以降、「誰一人取り残さない」という思いを胸に、対話を重ねながら「市民第一の市政」、そして「世界のあしたが見えるまち」の実現に向けて全力で取り組んできました。4年前に掲げた82事業の公約は、9割を超える事業が達成または順調という進捗状況です。これは毎年進み具合を公表する過程で、市民の力が集まり実現した成果です。
つくば市は確実に変わり始めています。中心市街地と周辺市街地の両方で新たな取り組みが始まり、「自分たちの地域には何もない」という諦めから、地域の資源と人のつながりによって希望が生まれています。身近な地域で趣味の活動ができる高齢者の憩いの広場が各地に生まれ、不足する保育所や放課後児童クラブも開設を進めました。こどもたちが安心して過ごすことができる青い羽根学習会など多様な居場所も広がっています。
新型コロナウイルス感染症への対応という前例のない状況にも、市民や事業者と市役所など様々な関係者が一丸となりここまで乗り越えて来ました。「ともに創る」ことこそ、誰ひとり取り残さない持続可能なまちづくりの鍵になると考えています。
何よりもまずコロナから市民生活と経済を守ること。そして、4年間で実現してきた変化を、さらに本格化させつくば市を前へ進めていくため、新たな公約をお示しします。コロナ下の局面でも市民生活と経済を全力で守り、つくば市、そして持続可能な「世界のあした」をともに創っていくため、みなさまのお力添えをお願い申し上げます。