ごきげんファームへの誹謗中傷について

 出馬表明をして数日、ある陣営が誹謗中傷の怪文書を用意しているとの情報が入ってきました。内容は「いがらしはごきげんファームで補助金ビジネスをしている。補助金がたくさん入っているのに、障害者にそれをすべて払わずに役員で山分けしている」というような内容だそうです。呆れてしまいますが、言うべきことは言います。

 ごきげんファームが行っている事業は障害者総合支援法に定められている、障害のある人のための就労支援事業で、利用人数に応じて給付金が入ります。その給付金は事業の運営のために使われ、障害者の工賃に充ててはいけないということが国によって定められています。「補助金を障害者に払っていない」という主張を、専門外の人間ならともかく、市長選挙に出ようとする陣営が行っているのであれば、非常に驚きを覚えます。

 ごきげんファームの活動計算書等の詳細な書類一式は、監督官庁にすべて提出しており、当然公開もされています。ホームページでもすべて公開しています。 顧問税理士の指導のもと1円単位でずれることなく現金実査をし、市の監査・県の監査も定期的に行われております。ごきげんファームの運営主体である特定非営利活動法人つくばアグリチャレンジは、全国のNPOの中でもまだ2%未満しか取得していない認定NPOを取得しておりますが、これは県によって徹底的に情報の透明性をチェックされ、そのチェックをクリアして初めて取得可能なものです。

 政治に身をおくものとして、誹謗中傷は覚悟のうえです。私個人についてのデマもこれまで散々流されてきましたし、今も流されていますが、相手にはしていません。根拠が無い低次元の中傷は、反論する価値もないからです。

 ただ、ごきげんファームに対する中傷については黙っているわけにはいきません。ひょっとしたらくだらない誹謗中傷でも1万人に1人くらい信じてしまうかもしれないし、何より、全力でがんばっている職員とスタッフたちに本当に申し訳ないからです。彼らは、この真夏も、今日も、畑で全力で活動をしています。これまで働く機会がなかった、どこかで働けてもすぐ辞めざるを得なかった、あるいは辞めさせられた、そういう状況からごきげんファームに来たメンバーです。最初は週に半日しか来ることができなかったスタッフが、今では畑のリーダー格として週に5日活躍したりしています。

「ごきげんファームに来てはじめて仕事が続いた」「初めて生きがいを持っている」「今までは生きていても死んでいた、ごきげんファームのおかげで生まれてきた意味がわかった」そんなことをスタッフたちは話してくれます。

 そして、社員も日々全力です。今、正社員とパートを合わせて16名が働いてくれています。彼ら・彼女らもどうしたらスタッフがいい形で仕事をすることができるようになるか、いい形の支援ができるかということを、ミーティングを重ねながら工夫し、トラブルが起きれば対応をし、大変な思いをしても前向きに仕事をしてくれています。働く意思のある人は誰ひとりとして断らないことを理念に、どのような障害があろうと不採用にすることは決してせずに一人ひとりと向き合ってくれています。結果として皆様から高い評価を受ける仕事ができ、野菜の売上も増え、工賃としては全国平均を遥かに上回る金額を支払うことができています。付記致しますと、昨年の給付金は約1億1千万円ですが、それらは人件費、消耗品費、委託費等に使われます。昨年は繰越金が約3700万と例年に比べて多くありますが、これは利用者とご家族からのリクエストがずっとあったグループホームと新事業所(どちらも今年度中にオープンすべく打合せを重ねています)のための資金として残し、総会でもその旨を報告した上で決算と予算を決議致しました。

 ごきげんファームは国のモデルとして評価をされ現職の農水大臣の視察もありました。農林水産省と厚生労働省が連携で開始した農福連携事業の第一回のシンポジウムで私は講演も行いました。農場長は世界の青年会議所による「活躍する世界の若者10人」にも選ばれました。国の基準を順守し、厳しい監査を受け、障害のあるスタッフと支援の職員が日々全力で活動をしておいしい野菜を作り、それを買っていただき自立につなげていく。この事業を「補助金で金儲けしている」と誹謗中傷するのであれば、市内の、そして全国の同様にがんばっている事業所とそれに関わるすべての人に対する冒涜です。蛇足ですが、私はごきげんファームのために借り入れを2000万円以上しています。手取りは先月は30万円。金儲けをしたければ他の仕事をします。

 折しも、相模原での障害者の惨殺というあまりに残忍な事件が起き、障害者への偏見の根強さに暗澹たる思いとなるとともに、スタッフたちが活躍することで地域や周囲の見方を変えていくしかないとあらためて考えていたところでした。市民の幸せのためにどうやって仕事をすべきかを考えるべきタイミングで、市長選挙に出ようとする陣営がその真逆のことを行っているのであれば悲しいことです。市民の福祉を第一に考えるべき人間が、「生まれてきた意味がわかった」とがんばっているスタッフを、誹謗中傷によってまた深い闇に叩き落とすことは許されません。

 今回、中傷文書が出ることの情報はなぜわかったのかを追記しておきます。ある陣営の幹部で、これまで市政の中枢にいた人物が複数の場面で「いがらしの補助金の不正問題がもうすぐ出る。そうすればいがらしは出馬できなくなる」と吹聴していることを多くの方からご連絡をいただいたからです。別の人物も別の関係者に同様の話をしていたそうです。それらの場所、そこにいた人物、日付等はこちらですべて記録をしています。現在、弁護士と協議をし、仮に匿名で中傷ビラを出したとしてもそれらの情報をすべて警察に提供し、刑事告発できる準備を整えています。吹聴の発言は複数の場所で複数の方実際に聞いていますから、警察がそれらを元に捜査をしていただけば知らないでは済まされないでしょう。

 繰り返しますが、私個人のことは何を言われても構いません。ただ、ごきげんファームへの誹謗中傷は認められません。スタッフと家族、社員、そして全国の仲間たちを守るために言うべきことは徹底的に言っていきます。ご理解のほどよろしくお願い致します。

日々の活動はFacebookで公開しています

fb

日々の活動は、いがらし立青Facebookページで公開しています。
Facebookのアカウントをお持ちでない方も通常のホームページと同様に読めますので
ぜひご覧いただければ幸いです。

いがらし立青Facebookページ
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今日の新聞に折り込みました

装い新たに「イガラシタイムズ」を今朝の新聞に折り込みました。
こちらからもご覧になれます。
いがらし立青と考える暮らしやすいつくば
※画像をクリックすると、PDFでご覧いただけます。

ご意見などお待ちしています!

日本中に広がる #保育園落ちたの私だ‬ 「解決する政治家」から「問いを共有する政治家」へ変わる時

書影

農場長の伊藤が、保育園についてと私の本についてFacebookに書いてくれました。Facebookをやっていない方にも共有したいので貼り付けておきます。ちなみにつくば市の公式発表によると2016年2月の待機児童は-205人。つまり205人分空きがある、ってほんとですか? 本にも書きましたが、このカウント方法にはいろいろなカラクリがあります。市の担当課の方も子育て関係の会議で「潜在的な待機児童は1000人くらい」と認めているのですが、これが実感値と近いでしょう。我が家の3男と長女は幸運にして保育所に入れましたが、上の子の同級生で、下の子が同じ保育所に入れなかった子がクラスわずか20数人のうちに2人もいます。毎朝夕2箇所の送り迎えをするか、それを諦めて預けないでいる状況。少なくとも、正しい待機児童数を算出しないと、待機児童の解消のための政策が打ち出せるわけもありません。一時が万事、こういうことがいろいろな政策分野で起きているとも感じます。

政治不信や無関心の大きな理由は、政治家が問題をわかっていないままピンぼけな政策ばかりを打ち出してしまうことにあると思います。問題を正しく理解していないから、解決策も当然まちがってしまう。結果として「やっぱり政治家ってバカだよなあ」とか「やってほしいのそこじゃないんだけど、ほんとわかってないよなあ」ということになってしまうわけですが、この声は当の政治家に届くことはありません。だから、そろそろ「問題を解決する政治家」という像から離れて、「問いを共有する政治家」へとシフトしていく必要があると考えています。マッチョイズム満載に「俺に任せれば解決してやるぜ」なんていうリーダーシップのスタイルはもうずっと前のもので、実はかえって迷惑だったりする。「今何が問題になっているんだろう」「誰が本当に困っているんだろう」「その原因はなんなんだろう」「どうすれば前に進むんだろう」ということを一緒に考えるきっかけをつくる力が政治家に求められる素養だと思います。これは、市民の側も同じです。政治家に答えを求めたりしてもダメで、ちゃんと問題を伝えることから始めないといけない。「保育園落ちた」ブログはそういうきっかけの大きな一つになったし、『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』もそうなればと思って書いたものです。

—以下農場伊藤のFacebook引用—

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「保育園落ちた日本死ね」というブログが広がっています。僕の長男は第一希望の保育園には入れませんでしたが、運良く別のところに入所できました。先日産まれた次男はどうなるかわかりません。この問題、他人事ではありません。声を挙げることがすごく必要だと思います。でも、声を挙げても、次のステップをどうしたらいいかわからないこともたくさんあります。保育園以外にも、おかしなことはたくさんあるのに、そういうことにも気づかないままになっていることもたくさんあります。
 だからこそこの本を一人でも多くの人に読んで欲しいと思っています。『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』というタイトルのこの本の主人公は、まさに保育園に入れるかわからないで不安なママです。国では「保育士を無資格にして増やす」とか「退職した学校の先生にやってもらう」なんてことが検討されているようですが、現場を少しでも知っていればどれだけそれがずれていることかわかるはずです。この本にもはっきりと、他の産業よりも月で10万も低い保育士の待遇を改善しないといけない、と書いてありますがその通りだと思います。そして、保育園以外でも街灯やバスや介護や農業のことまで、あらゆる毎日の生活のことが書いてあって、それがすべて政治とつながっているんだということがわかります。動き出さなきゃと思います。
 著者は学生時代からお世話になっている人だし、ごきげんファームの代表でもあるので身近過ぎる僕が書くとわざとらしい感じがしていて今まで紹介するのを遠慮していました。でも「保育園落ちた」のブログが国会で紹介されるとヤジが飛んだというニュースを読んで、もう黙っていてはいけない気がしました。正直なところ政治的なことを書くのはためらわれますが、そうやって遠慮してる内に政治家は勝手に勘違いしたまま勘違いした政策を進めてしまいます。この本が広まれば、まちはほんとに良くなると思います。僕もまちを変えるために、ちょっと勇気を出してこの投稿をします。黙っていたり「政治的には中立」だなんて言ってると日本はどんどん住みにくくなっちゃいます。どうかシェアしてください。ツイッターでもブログでもなんでもいいです。よろしくお願いします!!
『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』(五十嵐立青)

吉田照美さんのラジオに出ます

飛べサル

文化放送の「吉田照美 飛べ!サルバドール」という番組からお声が掛かり、『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』について話すことになりました。ご都合つく方ぜひお聴きください。生放送ということで、失言には気をつけよっと。
 最近は全国各地の図書館に入れていただいているようです。プロの司書のみなさんが選書してくださるのだからうれしいですが、図書館に入ると本屋で売れなくなるのかな。。いずれにせよ、一人でも多くの方に読んでいただければうれしいです。
●日時 2016年3月3日(木)16:15~30分頃
●番組 「吉田照美 飛べ!サルバドール」
     http://www.joqr.co.jp/saru/
     AM放送 1134 / FM放送 91.6

噂の東京マガジンで2月28日筑波山ソーラー問題!

東京マガジンソーラー

筑波山のソーラー発電計画問題、TBS 噂の東京マガジン「噂の現場」にて2 月28 日(日)13 時から放映予定です。一気に全国的な注目案件になるか(収録中の写真撮影およびWeb 公開についてはTBS 承諾済みです)。写真は「筑波山の自然、生活を守り隊」フェイスブックページから。こちらにも様々な情報がありますのでぜひ、いいね!をお願いします→ https://www.facebook.com/Save2983/?fref=ts

友朋堂閉店に思うこと。

友朋堂

友朋堂、閉店してしまいました。
 物心つく前から夜寝る前に父に連れられて通いだし、こどもの時はマンガの立ち読みを散々させてもらい、受験になれば参考書を探すついでに小説を買い、、自分の体を作ってくれている一部でした。個性ある選書に惹かれ、大人になってもふらっとお店を歩くのは最高に贅沢な時間でした。親になっても、こどもたちの文具はいつもお世話になり続けました。先日出した初めての本を梅園店に並べていただいているのを目にした時は言葉にならないうれしさでした。
 空気のようにそこにあるのが当たり前すぎて、ネットが強くなろうともありつづけるものだと思ってしまっていたし、もっと応援の仕方があったろうにと申し訳ない気持ちで一杯です。便利さを優先して小さな安易な選択を積み重ねたことが、結果として自分の生活から大切なものを失わせることになってしまったことには考えさせられます。スティーブ・ジョブズが亡くなった時は、一般的な未来への喪失感を感じましたが、今回の突然の閉店は、個人的な過去の大切な部分が失くなってしまうようなさびしさ。センチメンタルになっても問題は何も解決しないし、明日も同じことを繰り返してしまうのかもしれないけれども、小さくても愛される小売が地域に残るようなまちでありたいとあらためて思います。
 つくばの歴史の中で個性的な光を放っていた友朋堂は、つくばの文化の発信拠点というより、文化そのものだった気すらします。募集したメッセージは印刷して確かにお渡ししました。あっという間に10ページ分以上集まったメッセージや、閉店時間を過ぎても挨拶をしようとする人の列が耐えない様子に、友朋堂がいかに愛されていたのかあらためて実感しました。いつの日か復活する日が来ることを信じています。今まで本当にありがとうございました。

友朋堂へのメッセージはこちらからご覧になれます。当面残しておきますので、よろしければメッセージをお書きください。

久松達央さんとの出版記念トーク、盛り上がりました!

久松さんトーク

久松達央さんとのミニトークイベント、おかげさまで無事終了しました。私が話題提供で話した内容を受けて、その場で質問を考えてくれて、そこから掘り下げてくれる久松さんの展開力と視点の多様さがさすが。参加してくださったみなさまからもたくさんのするどいツッコミが入ってありがたかったです。
 汗の匂いのしそうな(実際にするわけではない)ダンススタジオで、とても美味しいコーヒーを飲みながら濃い時間になりました。決して知的ゲームのような感じじゃなくカッコいい感じでもなく、来てくださったみなさんが一歩でも半歩でも動き出すきっかけができたならうれしいです。久松さん、みなさま、ありがとうございました!(写真は 鳥山 雅庸さんからいただきました。開始前の写真。)

筑波西武でベストセラーになっていました

ランキング

「みんなの学校」のあとに、筑波西武のリブロでベストセラー棚にあったよということを教えてもらって見に行きました(お店の許可をいただいて撮影してます)。大御所に挟まれてますが、1位になるにはかなりのまとめ買いが必要だそうです。自分で買っちゃおうかなと思いましたが、手持ちのお金ではたかだか知れている感じだったのでやめておきました。
 市内各書店、全国の大型書店に置いていただいていますので、どうぞよろしくお願いします。アマゾンはこちらです。

「みんなの学校」自主上映会。ふつうの学校でもここまでできるというオドロキと希望。

 クリーン作戦後、星の子主催の「みんなの学校」自主上映会へ。会場へ向かう途中に午前の部を観終わったママ友とすれちがって「いがらしさんの目指すところとつながってると思う」と言われてたのですが、いや、シビレました。
 他の学校で不登校になった子や、支援が必要な子が来るわけですが、もとはなんの変哲もない公立小学校です。でも、他の学校での様子や先入観による見立てに囚われずに、何があろうと目の前の子に向き合い受け容れる姿は、支援とか、教育といった枠を超えた社会のあり方について考えさせられます。
 暴力をふるった子が反省の手紙で「もう暴力をふるいません」と書いてきたのを読んだ校長先生が「この瞬間はほんものなんよな。この点をどれだけつなげられるかなん」といった趣旨のことを言うんですが、これは支援に関わる人間としても意味深いものでした。前からこの映画を知ってたら今年のPTAでも上映会したかったなあと思う内容で、きっとまたちかくつくばで開かれるような気がするので詳細は書きませんが一つひとつのシーンで貫かれている人間への愛が圧倒的です。
 とかく予算がないとか、人が少ないとか、言いたいことはいくらでもありそうな中、なにしろふつうの公立小学校ですから。ここまでできるんだという現実を見せられると希望もわいてきます。

みんなの学校 公式サイト

つくば中央ライオンズクラブ、クリーン作戦。リーダー育成の機会に。

ライオンズゴミ拾い 

私は今年はつくば中央ライオンズライオンズの環境美化委員会の委員長をやっていて、先日つくば駅周辺でクリーン作戦を開催しました。つくば中央ライオンズクラブ、つくばOAKライオンズクラブ、つくば西ライオンズクラブのメンバーに加えて、秀英高校の生徒9人が参加してくれて、総勢40名を超えて活動を行いました。
 今回のテーマは「次世代リーダーの育成」です。集まったメンバーを3チームにわけ、それぞれのチームに高校生が3人ずつ入りリーダーとなってもらいました。事前にエリアの地図を用意しリーダーに渡しましたが、そこにはルート等は書かれていません。各チームが決められた時間内に最も多くの量のゴミを拾ってくることができるかを目指してスタートしました。
 ライオンズクラブのメンバーには、高校生リーダーのサポート役に徹してもらうことを依頼しました。高校生が先頭に立ちコースを選び、周囲に指示を出してもらいます。最初は戸惑っている様子が見られましたが、クラブメンバーが「どっちに行くのが効率的だと思う?」「帰り道はどんなルートが良さそう?」とヒントとなる問いかけをするうちに高校生リーダーからも「より範囲を広げるために複数の小チームに分かれましょう」「同じ道を通らないように、あっちから帰りましょう」といった指示が出るようになりました。終了後、「戸惑いもあったがリーダーとなる機会は普段なく貴重な経験ができた」「ゴミを拾うことでまちへの気づきが生まれ、今後周囲でポイ捨てをしている人を見たら注意をしようと思う」といった感想が聞かれました。
 捨てる側から拾う側へ変化し、リーダーとして成長する機会にもなっていればうれしいです。ご協力くださったみなさまありがとうございました!

筑波山を削った太陽光発電ストップのためのキャンペーン

筑波山の斜面を削り計画されている太陽光発電計画ストップのためのキャンペーンです。決して再生可能エネルギー自体に反対するものではありませんが、土砂災害警戒区域で極めて危険な状況であること、国定公園内で県知事の許可が必要なのにそれを取らずに違法で伐採が行われてしまったことなど、問題点が数多くあります。ご確認いただき、ご賛同いただける方はぜひご協力・シェアをお願いします!

署名はこちらのリンクからお願いします!

ごきげん餅つき大会、ご来場ありがとうございました!

もちつき大会

開始前からまさかの行列ができるほどで、時間を早めてスタートしました。本当に多くの方にご来場いただいて、ごきげんファームが地域に少しずつ根付き始めているのかなとちょっぴり感激しました。これからもがんばっていきます。今後もいろいろな企画をしますのでぜひお越しください!

読売新聞に本が紹介されました

読売新聞160115

小さくですが、今日15日付の読売新聞18面(くらし面)に『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』が載りました。東京版なので関東一円くらい? 担当の方がじっくり読んでくださって掲載に至ったそうです。くらし面っていうのがうれしいですね。今日もいろいろな方からご感想いただいてありがたいです。救心の辰巳琢郎さんの上にいます。

「ごきげん餅つき大会」を開催します

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「ごきげん餅つき大会」を開催します
毎年恒例の筑波山神社への初詣も終えて、今年もごきげんファームはフル稼働しています。地域のみなさまや応援してくださっているみなさまへの日頃の感謝の気持ちを込めてごきげん餅つき大会をやります。参加費無料ですので、ぜひご参加ください!

日時:1月16日(土)11:00~14:00
場所:事務所隣の農園  茨城県つくば市大角豆2168-1
参加費:無料
駐車場:あり
内容:昔ながらの餅つき体験、お雑煮(新潟風鮭の雑煮)、ならせ餅、書き初め、野菜の福袋販売(ひとつだけ、体験農園の年間無料券が特賞で入っています!)
雨天時:1月23日(土)へ変更

日本の農業界の若手リーダー久松達央さんと出版記念トークイベントをやります

久松氏0111
※おかげさま満席になりました。

『あなたのまちの政治は案外、あなたの力でも変えられる』
出版記念トークイベント:久松達央がキレイゴトぬきで著者五十嵐立青にツッコむ!

 発売から2週間が経ちました。読書をするのは中学以来という同級生の「オレでもわかりやすかった」という声から、日本を代表する研究者の「説得力があった。周囲に配るので5冊買います」という声まで、幅広くご感想をいただいています。

 この度、出版を記念してミニトークイベントを開催します。ゲストは、ベストセラーになった『キレイゴトぬきの農業論』の著者であり、日本を代表する論客農家の久松達央氏。久松氏曰く「この本は分かりやすくてとてもいいんだけど、キレイゴト過ぎる部分もあるので、もう少し突っ込んで聞いてみたい」とのこと。

 「政治ってそもそもなんなんだ?」「五十嵐は何を考えてるんだ?」といったところからガンガンくるはずなので、果たしてどんな展開になるのか?!乞うご期待。

日時:2月7日(日)13時30分〜15時30分
場所:コーヒーファクトリー2Fダンススタジオ
つくば市千現2丁目13−1
※駐車場はないので、近隣の洞峰公園駐車場をご利用ください。駐車場代は3時間で210円です。
会費:書籍なし800円、書籍付き1500円
(書籍付きだとちょっとお得。すでにお持ちの方でも、
お友達に薦めてくださる方などはぜひこちらで。)
定員:25名
ご参加ご希望の方は、info@tatsuo21.netまでご一報ください。

明けましておめでとうございます!

新春街頭0101
明けましておめでとうございます!昨年は本当に多くの応援をいただき、ありがとうございました。今年のスタートはイオンモール前からでした。今まで以上に地域に根ざした活動をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!

【出版④】出版社ディスカヴァー・トゥエンティワンについて

 ディスカヴァーパーティ1227
 無事に昨日発売となりました。書店さんでも、順次並べてくださっているようです。アマゾンではなぜか1週間〜3週間待ちとなってしまったようですので、ぜひお近くのお店でお求めいただければうれしいです。

 さて、この本は、ディスカヴァー・トゥエンティワンが出版してくださりました。

 CDサイズの本を出して大ヒットさせたり、中継業者を通さないで書店と直取引をする等、出版業界に常に変化をもたらして、『ニーチェの言葉』などのベストセラーも出し続けています。今や押しも押されぬ存在感を出している会社です。

 先日、まだ発売前にも関わらずクリスマスパーティーにお招きいただきました。いつお会いしても美しい干場弓子社長は真っ赤なドレスで会場の花となり、作家さんたちとダンシング・クイーンを踊りながら熱唱していました。

 枠にはまらないとにかく素敵な社長と社員さんたちが集まっていますが、パーディーの最後に干場さんが「素人が必死に30年間やってきた。素人だからできたことがあるけど、最近その素人っぽさを忘れてしまってることがあるんじゃないかと思う」とご挨拶をされていたのが印象的でした。

 一般論で言えば、ディスカヴァー・トゥエンティワンくらい認知度が高まれば、そういうことは起こり得るのかもしれません。守る側に立ってしまうような気持ちも、ひょっとしたら生まれるのかもしれません。

 でも、きっと実際はそんなことは起きていないんだろうと思います。タイトルについてのシェアでも書きましたが、どこかで惰性であったり、ほどほどのところでまとめてしまいたくなるんじゃないかと思っても、ありがたいことにタイトル一つで社長を含めてみなさんがものすごく熱心に議論してくださる会社です。編集を担当してくださった藤田さん(まだ会社が小さいころ多くの社員さんが一気に辞めてしまって、唯一残ったのが藤田さんと伺いました)とも色々なやり取りをさせていただきましたが、口調はおだやかでもプロフェッショナリズムが徹底していて妥協はしない(というかしてくれない笑)。書いている過程で多くの学びがありました。

 だから、パーティの台詞は干場さん流の、変化を生み出し続けることへの強い意思だと感じました。一瞬の変化やブームを起こすことはそんなに難しくなくても、変化を「生み出し続ける」ことは簡単ではありません。それをやり続けているディスカヴァー・トゥエンティワンという会社から初めての本を出していただけるのは本当にありがたいことです。

学童保育でのお弁当実施

 学童弁当1228

今年は小学校のPTA会長と同時に、学童クラブの父母会長もやっています。長期休暇のお弁当作りが保護者の大きな負担になっているので、今日から業者によるお弁当の導入を試行しました。さまざまなアドバイスを元に実施しましたが、伝助で前夜までに登録→翌朝お弁当屋さんに連絡→指定時間にお弁当屋さんが来て配布、という流れでした。

 今回お願いしたのはオーガファーム http://ogrefarm.com/lunchbox.html
です。他の館のみなさんから、お弁当実施の課題として「配布のために保護者が行かなくてはいけない(≒児童館は配布はしてくれない)」ということがありましたが、オーガファームは配布まで責任を持ってくれます(今日は届けた時間にイベント中だったので、置いておいてもらって長男に渡しておいたリストをもとに結局先生が配ってくださりました)。

 小1と小3とも完食して、おいしかったと喜んでました。もう少し試験運用して課題を整理して、みなにとっていい仕組みを作れればと思います。たくさんのアドバイスありがとうございました!

「筑波山の太陽光発電の計画地を見て回る会」を開催しました。

ソーラ現地見学1225

「筑波山の太陽光発電の計画地を見て回る会」を開催しました。5,6人くらいかなと思っていたら、20人近くの参加者でびっくり。この問題の関心の高さを示してます。

 地元の渡辺区長さん、神谷大蔵市議のご案内で現地を見て回りました。どこも土砂災害の警戒区域内か、その隣接地。さらに下に集落があるので災害時は深刻な被害が心配されます。

 とりわけ写真の、梅林駐車場前は問題点だらけ。国定公園内の指定地域なので木の伐採をするのにも本当は県知事の許可が必要なのに、無許可で伐採をしてしまいました。つまり、違法行為。県からは控えめな注意だったようですが、これは大問題です。

 筑波山に向かうためには必ず通り、土日祝日には大渋滞もする場所ですが、すでに雨の時には道路まで土砂や石が流れこんでしまっているそうです。もしこの道路が塞がって使えなくなれば、観光への打撃も大きいし、生活をしている人にとっても生命線が奪われるようなものです。

 さらに懸念されるのは、現在表面化している4つの計画はおそらくほんの一部だということです。売電の権利が設定されている土地は筑波山だけで他にも10箇所以上はあるんじゃないかと、事情に詳しい方がお話をしていました。

 今回の4つの計画を建設的な形で中止できることを目指しながら、どれだけの問題提起ができて、どれだけ署名活動が広がるか等で今後の筑波山の形がかなり変わると思います。あらためて署名のお願い等はシェアしますので、どうぞよろしくお願いします。